お陽さまと一緒に…

次女の病気について、入院中のこと、その時に感じたことなどを書いています。病院の治療以外の治療についても情報として残しています。

自家がんワクチンの接種にむけて

自家がんワクチンを接種するにあたって、まず銀座のクリニックで、M山先生のセカンドオピニオンを受けることになりました。いつも予約がいっぱいで、なんとか最後の時間にいれていただけることに。時間も限られているので、旦那とあらかじめ聞きたいことなどをまとめておくことにしました。

 

東京に向かう日。忘れもしない雨の日だった。

私1人で東京に向かったのですが、行きの飛行機でも涙がでて仕方がありませんでした。

 

クリニックでは、何組かの家族が待っていらっしゃいました。クリニックは、がん患者さんだけではなく、通常の栄養注射を打ちに来るOLさんとかもいらっしゃて、不思議な状況だなぁ、と思いました。

 

私は日帰りの予定でしたので、帰りの時間を気にしつつ・・・時間になってもまだまだ順番はきそうにありません。受付の方に聞いてみると、みんな必死だからね、と言われました。

 

はっとした。

 

何のためにここに来たのか。

私も時間いっぱい先生にいろんなことを聞きたい!

時間がオーバーすることもあるよね!

 

すぐに飛行機のキャンセルと、翌日の予約、ホテルの予約をして準備万端に。

あと、携帯の電池が少なくなったので、クリニックで充電させてもらいました(汗)

 

M山先生は、MRIの画像を見られ、腫瘍はきれいに取れてるね、とのこと。

私は、大学病院で伝えられた今後の治療方針を話し、他によりベターな治療があるのであれば、転院するつもりでもいる、と伝えました。

 

先生は、「たとえ東京に転院しても、結局は地元に戻るし、戻ったあと何かあっても頼るところがなくなることが心配」と。

先生の意見としては、地元の大学病院でやれることをやったほうがいい、とのことでした。

 

肝心のワクチンについては、

効果は半々。これは、人によって違うため、やってみないとわからない。

とのことでした。

「それでもやります!ひいまるに元気になってもらいたい!」(心の声)

ワクチンは、放射線治療が終わってから、とのこと。

本当はもっと早くしたかったです。

 

余談

気分転換に帰りに銀ブラしてみたら?と言われましたが、もう暗くて地理もよくわからないので諦めました。とりあえず、羽田空港のホテルまで戻ろうと思いました。

その帰り道、ほとんど人の乗っていない電車の窓から東京タワーが大きく見えたんです。ライトアップされたタワーが本当にきれいで、それが逆になんとも切なくて、家族みんなでみたかったなぁってぼんやり思いました。

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本当にきれいだった。