脳腫瘍発見までの前兆
- 熱もない、風邪でもないのに、頭痛、嘔吐が続く。特に朝がひどい。
- 体調が悪くてもすぐにCTを撮るという診断にはならない。
- 体調不良が1週間以上続く。
脳腫瘍のような恐ろしい病気が子どもの体を蝕んでいた場合、早くわかる方法はないのでしょうか。
他の方のブログなどでも書かれていますが、子どもの脳腫瘍は、最初は風邪とか体調不良と診断されます。
明らかな異変が出てから初めてCTやMRIを撮って判明ことが多いように思いました。
子どもには、CTなどは被爆リスクが高く、体調が悪いからといってすぐに撮りましょう、とはならないのだと思います。
脳腫瘍も何万人に1人の世界ですから、小児科の先生もまずそこは疑わないのでしょうね。
でも、でも…本当どうにかならないのか!?と思います。
めったにない病気と言っても、たくさんの子どもが経験していて、病院にもデータがあるはず!判断のポイントなど医者の世界でも統一してほしいです。
もっと腫瘍の小さい時に分かれば大きめに腫瘍を取り除くことができるのでは、と思ったことがあります。
※脳には、言語、運動など色々な機能があるので、大きく取ってしまえば、機能が失われることもあるのです。
ひいまるは、腫瘍が脳に浸み込んでひろがるタイプでしたので、目に見える腫瘍は取れても浸み込んだものは取れないと言われました。そこまで取ると脳の多くを取らないといけなくて、そうなると視覚障害がでたり、色々なリスクもあり…できる限りのところまで腫瘍を取り除いてもらった状況でした。
ひいまるの場合
2015年10月終わりごろから頭痛と嘔吐を繰り返すようになりました。
特に朝がひどかったです。
※朝は、脳に血液がたまるので、腫瘍があることにより、より頭蓋骨内が圧迫されるのだそうです。
熱はなく、風邪でもなさそうだったので、おかしいな、と思っていました。
熱が出たときに吐くことはあっても、小さい子どもが頭が痛い、っていうことは普通ないですよね、どこかにぶつけたのかな、と思ったりしました。
もらった薬を飲んでも一向に良くならず、1週間経ったとき、小児科の先生から、
「念のためですが、CTを撮ってみては。」
と言われました。その時は何のためかよくわからなかったのですが、紹介状をもらって総合病院へ。
しかし、そこの小児科では、子どもがCTを撮るのはリスクがある、みたいな理由で反対されたのです。あやうく撮らずに帰されるところでしたが、念のためにと、撮ってもらいました。
今思えば、最初の小児科の先生の判断は良かった。撮って本当によかったです!
CT撮影後、しばらく待たされたあと、看護師さんが何か焦ったかんじで呼びに来たのです。
画像を見せられたのですが、脳の中に、あきらかに脳でないようなものが写っていました。しかも5、6センチくらいある…。
脳の外ではなく、脳の中にあるということで、良くないものの可能性が高い、と聞いたと思います。気がどうにかなりそうであまり聞こえていなかったかも。
すぐに大学病院の紹介状を書きますので、行ってください、とのことでした。
足が震えました。なんとか、旦那と母親と、職場に連絡をしました。
そして、すぐに大学病院へ向かいました。